先日、研究室旅行で鷲羽山ハイランドに行ってきました。気温35℃オーバーの炎天下で汗だっくだくでしたが、絶叫マシンを乗り倒し、全力で満喫してきました。
鷲羽山に行ったのはこれで4度目なんですが、すごく絶妙な魅力のあるパークだと思います。
今回は中四国唯一のテーマパーク、鷲羽山の魅力について語ろうと思います。
ブラジリアンなテーマパーク
2006年からブラジルをコンセプトに生まれ変わったテーマパークはリオデジャネイロな雰囲気。
ゲートをくぐるとサンバな衣装を着たグラマラスなおねーさんが出迎えてくれます (今回はあまりの暑さにややバテ気味でした)。
正直ボロい。しかしそれがウリ
鷲羽山ハイランド、何を隠そうすっごいボロい。
そのボロさが最大の魅力といっても過言ではないハズです。
入場ゲートの外からでもくっきりと見えるアトラクションのサビ!
ジェットコースターも観覧車もフリーフォールも、錆が浮いたり安全バーのクッションの縫製がほつれていたりと物凄く心配になる外観をしており、スリルを倍増させてくれます。
とっても空いてる
鷲羽山では基本的に並ぶことはまずありません。
繁忙期でも20分も待てば乗れるんじゃないかな。
某大型テーマパークのように数時間待ち、並んでるだけでもうヘトヘトなんてことはありません。すいてる時期なら数時間で全てのアトラクションを制覇することだって可能かも。
おすすめアトラクション
・スタンディングコースター
中々ない 立って乗るタイプのジェットコースター。
前向き・後ろ向きの両方あります。
今回後ろ向きはメンテナンス中で乗れませんでしたが、前向きのはしっかり楽しんできました。
全身が放り出されるような感覚とスピード感、ややガタつく安全バーで怖さMAX。
けっこう高さもあるので眺めも抜群。ダントツで楽しかったです。
・バンジージャンプ
地上30 m、海抜170 m、瀬戸内海を遠く眼下に見下ろしてのバンジーが楽しめます。
日本国内でできるバンジージャンプの中では最高クラスの高さらしいです。
飛んだら記念のTシャツが貰えるみたい。
↑写真は今回挑戦した同期。
終始「楽しい!」とキャッキャしてました。
・スカイサイクル
地上17 mの崖の斜面からせり出したレールを二人乗りの自転車型ゴンドラを自分で漕ぐアトラクション。
ガンガン漕げばガンガン進み、振動がダイレクトに身体に響きます。
絶叫系とは毛色の違う怖さが人気です。
なんでも知る人ぞ知る「世界一怖い絶叫マシン」だとか。
私はこれが鷲羽山で一番好きだったりします。
コワいけど、眺めの良さと開けた部分に出た瞬間の爽快感が最高です。ものすごくコワいけど。
・観覧車
瀬戸内海が一望できる観覧車。
頂上からは360°パノラマの瀬戸内海が広がり、景色は最高。
なお、観覧車内にはエアコンがついてないのでうちわのレンタルがあります。
観覧車が苦手な私は終始手すりにしがみついてました。
鷲羽山最恐の座はこいつに捧げたい。
…と、ローカルながらも非常に個性の強いアトラクションがそろった遊園地、それが鷲羽山ハイランド。
値段も良心的で、なんと¥2500で全てのアトラクションが乗り放題。
年中無休で土日祝はナイター割引もあるらしいです。
シニア料金は50才から。
うちの教授はシニア入園した割に学生より絶叫系を楽しんでました(笑)
ボロいながらも安全点検やメンテナンスはしっかりやっていて (毎回何かしらは点検中で乗れないくらい) 好感が持てる遊園地です。
もし機会があればぜひ行ってみてください。
以下、wikiの「鷲羽山ハイランド」の項より引用
国内では4機しかないエキスポランドで死亡事故を起こした「故トーゴ社」製の風神雷神と同型機があり事故4日後のマスコミ発表によると、自主安全点検頻度が2番目に多く安全面への姿勢が評価できる。TDR,USJなどとは比較するべくも無いローカルの遊園地で、平日は人もまばら、半島の高台と言う立地条件も相まって侘びしい風が吹きつけ、久しく存続を心配されているが全国レベルの絶叫マシンが複数機あり安価で無制限に待ち時間なしに乗れる点、スケートリンク、プールなど季節に即した設備など、独自路線の活路を展開しており、呉、宝塚、ポートアイランド、横浜など準大手でさえ廃業が続く時代に良く健闘している。