こんにちは、アオミです。
先日、半年ほど前から育てていたオーニソガラム ジュンシフォリウムに花が咲きました!
いつのまにかジュンシフォリウムの花が咲いてた!白くてかわいい pic.twitter.com/cno0ynwVCK
— アオミソウ (@sourui_aomi) 2018年3月11日
珍奇植物、って聞いたことあるでしょうか。
BLUTASが時々特集本を出していたりするんですが、要は読んで字の如く「ちょっと変わったおもしろい植物」です。リクガメの甲羅のような塊根が特徴の”亀甲竜”なんかは知っている方もいるかも?
私含めジワジワと愛好家を増やしてはいるようなんですが、いかんせん情報が少ない種類も多いんですよね…。
今回は自分の覚書も兼ねて、ジュンシフォリウムの育て方について書いていきます!
オーニソガラム ジュンシフォリウムとはなんぞや?
オーニソガラムとは、ヨーロッパから西アジア・アフリカが原産の球根植物で、ユリの仲間です!
小さな新玉ねぎのような球根から細い松の葉みたいな葉っぱが生えてくるキュートなヤツで、春先にはユリらしい繊細な白い花をつけます。
大きさは種によって違いますが、うちのジュンシフォリウムは球根2-3cm、葉までの高さが5cmくらいで15cm程度の花茎をつけました。
オーニソガラム属の中には球根10cm、葉が50cmほどになるものもあるので、そもそもジュンシフォリウム自体が小型な種なのかもしれません。
学名そのままでOrnithogalum juncifolium
南アフリカ出身で、オルニトガルム・ユンキフォリウムとも呼ぶようです。
呪文のようだ
鉢とか土とか
乾燥した地域の植物なので水はけの良い土を好みます。
むしろ、水はけが悪いと根腐れを起こしやすいようです。
赤玉土や鹿沼土の粒が小さいものが相性が良さそう。
赤玉土4:鹿沼土4:バーミキュライト:2の配合が良いと言う話も小耳に挟んだので、植え替え時には試してみる予定です!
鉢には特にこだわらなくていいんじゃないでしょうか。
お好みで。
私はお店で買ったときのプラ鉢のままですが、お部屋に合わせて鉢を変えれば個性的なインテリアにもなります。
ただ、水はけが重要なのでオシャレ重視で鉢底の穴が開いてないものはNGです。しっかり水が抜けるものを選びましょう。
植え替える場合は花が咲いている時期は避けて、休眠期になる夏場がベストです。
水やり
みずみずしい球根とは裏腹に、けっこう乾かし気味に育てる必要があります。
土の表面が乾いてから2-3日あけて(もっと長くても全然平気)、その後鉢底から出てくるくらいしっかりと水をあげます。
過保護よりはけっこう雑な世話の方が調子いい気がします。
季節ごとの育て方
春:
葉の間から花芽が伸び始めます。
気温も上がってくるので外に出して日光に当てて育てると良いでしょう。
今年は気温が安定しなかったので、私は15度を超え始めたくらいからベランダに出しました。
マンションのベランダ程度なら遮光は考えなくて大丈夫だと思います。
花が咲き終わったら、株が弱るのを避けるために花芽の付け根から切り取ります。球根が元気だったらタネが取れるまで様子見ても良いかも。
私は今回は見送る予定ですが、そのうちタネからも育ててみたいなぁ。
夏:
うちのはまだ夏越ししたことはありませんが、オーニソガラムは夏には葉を落として完全な休眠に入ります。その間は水をあげずに放置します。
雨がたまると根腐れを起こしてしまうので室内に移して夏越しさせるのが良いかもしれません。
秋:
夏を超えるとまた葉が出始めるので徐々に水やりを再開します。
秋口は成育期で、たっぷり日に当てて育てると葉がわさわさ出てきておもしろいです。
冬:
種によって耐寒性のあるものと半耐寒性のものがありますが、アフリカ原産のジュンシフォリウムはあまり寒さには強くありません。
私は11月ごろから3月頭までは室内の窓際に避難させていました。葉は茂ったままなので、水やりは減らし目にしながらも継続しておきました。(5〜10日おきくらい?)
現在の姿
ツイート時から1週間ほど経ちましたが、花の状態に大きな変化はありません。
全体の半分くらい開花してきたかな?と言う感じ。もうしばらくかわいい花を楽しめそうです。